元々痩せている人のダイエット!〇〇で理想の身体を作るべし! | RE:NOW

元々痩せている人のダイエット!〇〇で理想の身体を作るべし!

  • ダイエットの悩み
  • ボディメイク・姿勢改善

パーソナルトレーナー

sayaka

他の人に比べて体重は軽くて痩せているはずなのに、それでも自分の理想とはほど遠くて…。あと数キロ落としたいのに全然落ちない。

そんなお悩みを抱えている方はいませんか?

本気で悩んでいても、それを他の人に話すと贅沢な悩みだと思われてしまったりすることもあると思います。

実を言うと、元々痩せている人は、やみくもにダイエットをしてただ体重を落とすだけでは理想の身体を手に入れることが難しいです。

そこで今回はその理由や理想の身体を手に入れるための極意を紹介したいと思います。

元々痩せている人の体重が落ちにくい理由

まず元々痩せている人は、体重が落ちにくい原因を解説します。

考えられる理由は主に3つあります。

・筋肉量が少ない
・身体が省エネ化してしまっている
・ストレス・便秘など

筋肉量が少ない

太っているわけではないのに体型に不満がある人は、筋肉量が少ない傾向があります。

過去ダイエットに成功しても、脂肪ではなく筋肉が落ちたことにより体重が減っている可能性があるのです。

というのも、ダイエット期間中に有酸素運動をしたり過度な食事制限(糖質・たんぱく質の制限)すると筋肉の分解が進んでしまうからです。

筋肉は身体の熱を産生する工場

熱=カロリーなので、筋肉量が少ない人は平均的な人と比べ同じ生活・同じ運動をしていても消費カロリーが少なくなります。

体重だけみるとダイエットに成功したように思いますが、筋肉量が少なく痩せづらい身体になっている。

そのため、今痩せている状態(体重が落ちている状態)から、さらに痩せようと思っても、なかなか体重が落ちないのです。

身体が省エネ化している

極まれに「痩せの大食い」といわれるタイプの人もいますが、元々痩せている人は食事量が少ない方が多いです。

量が少なければ必然的に摂取カロリーも少なくなってしまいます。

一日に必要なカロリー摂取量

一日に必要な摂取カロリーは身体活動レベルによって異なりますが、女性の場合1400~2000kcalの摂取が必要です。

男性は女性に比べ身体が大きく、筋肉量も多いため2000±200kcalとなります。

(身体活動レベル等については農林水産省HPに記載)

身体は少ないカロリーに慣れると、省エネ化する

元々痩せている方は、摂取カロリーがこの目安を下回っている場合があります。

そうすると、身体は飢餓状態と勘違いして、少ないエネルギーで活動できるように調整を行います。つまり、省エネ化してしまうのです。

そうなると、消費カロリーが少ないため、なかなか体重が落ちない原因につながります。

ストレス・便秘など

これは全ての人に言えることですが、過度なストレスや便秘はダイエットにブレーキをかける大きな要因です。

ストレスは代謝機能を下がる原因に

人間はストレスを受けることでコルチゾールというホルモンを分泌します。

このコルチゾール、適量であれば強い味方なのですが、過度に分泌されると代謝機能が低下してしまうのです。

便秘は代謝を妨げる要因に

また便秘をしている場合、悪玉菌が増殖し腸内環境が悪化しています。

意外にも腸は肝臓と密接な関係があり、腸内環境の悪化により機能が低下すると肝臓に負担がかかるのです。

肝臓は代謝機能を担う重要な臓器。

そこに負担がかかることで代謝機能が低下してしまい、痩せにくい状態になってしまいます。

 

このように、代謝機能を低下させてしまうストレス・便秘はダイエットの天敵に他なりません。

ここまでの内容をまとめると、元々痩せている人は、

・過去ダイエットに成功していると、筋肉が落ちている可能性がある
・食が細く、身体が省エネ化しており、カロリー消費しづらい
・ストレス・便秘を感じていれば、代謝が落ちている

と、さらに痩せることは難しいです。

そして、その状態で無理をして痩せようとすることはリスクも。そのため、体重を落とすのではなくボディメイクによって理想の身体を目指すのが良いと考えられます。

元々痩せている人にはダイエットではなくボディメイクがおすすめの理由

ダイエットではなく、ボディメイクをすすめる理由は以下のとおりです。

・これ以上無理に体重を落とすのは健康を害する可能性も
・QOL(Quality of Life)の向上
・ボディメイクは美しい身体を実現する

詳しく解説しますね。

これ以上無理に体重を落とすのは健康を害する可能性も

元々痩せている人が更に体重を落とそうとする場合、無理な食事制限や過度な運動をしてしまいがちです。

摂食障害に陥る可能性もある

身体が省エネ状態にもかかわらず、食事を更に減らしたり無理に運動量増やしてしまうと悪循環に。最悪の場合、摂食障害になってしまいます。

摂食障害は身体だけでなく心も蝕む恐ろしい病気であり、回復には時間が必要です。

ホルモンバランスの崩れが生じる場合も

また女性の場合、無理なダイエットによりホルモンバランスが崩れ、生理不順や無月経に陥ることも。

生理不順・無月経になるとまず将来妊娠しにくくなる可能性があります。

さらに妊娠を希望していない場合でも、放置してその状態が長期に続くとがんのリスクが上昇したり骨折しやすくなったりするなど、生理不順・無月経は決して軽く考えてはならないのです。

QOL(Quality of Life)の向上

前述の内容にも関連しますが、より良い生活を送る上で、

  • 心身ともに健康であること
  • 趣味・生きがいを見つけること

は欠かせません。

昨今、Quality of life (QOL)というワードを耳にする機会が増えたように、幸せな毎日を送るためにはQOLを高めることが大切です。

筋トレにはストレス発散効果がある

ボディメイクは筋トレ中心に理想の身体づくりを目指しますが、実は筋トレにはストレス発散効果もあります。

というのもトレーニングによって脳内でドーパミン(別名「幸せホルモン」)が分泌され、爽快な気分やポジティブ思考をうながしてくれます。

つまりボディメイクを通して心身ともに健康になるというわけです。

ボディメイクは趣味のひとつになる

また、最近は筋トレ女子のように趣味・生きがいとしてボディメイクをする方も増えている。

生涯熱中できる趣味を見つけることは簡単ではありませんが、ダイエットに関心がある方がさらに綺麗になりたいという思いでボディメイクを始めることは自然な流れです。

この機会にチャレンジしてみるのもアリではないでしょうか。

ボディメイクは美しい身体を実現する

一見細く見えるモデルさんも、トレーニングでボディラインを作っています。

 

こちらは宮河マヤさん。

オランダ人の父親と日本人の母親の間に生まれ、幼少時からモデルとして活動されており、雑誌「ViVi」などで活躍する現役ファッションモデルです。

すらっと伸びた長い手足も魅力的ですが、注目すべきは美しいヒップ

ボリュームがありキュッと上がったヒップは、トレーニングをしていなければ手に入れることはできません

 

 

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菜々緒さんもトレーニングで美ボディを維持しているうちの一人。筋肉質なイメージはありませんが、無駄がなく引き締まった美ボディですよね。

よくある誤解なのですが、必ずしも筋トレ=太くなるではありません。

怪我と同じレベルの筋肉痛がくるまで徹底的に筋肉をいじめ抜き、食事もしっかりと管理していなければそう簡単に太くはならないのです。

 

 

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こちらは道端カレンさん。

先日行われたJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)のコンテストに出場されただけあってかなりストイックにトレーニングされています。

一般的に見てもトレーニングで作り上げられたボディは美しいですよね。

皆さんが理想としている方も、もしかしたらボディメイクで今の身体を手に入れているかもしれません。

しかしボディメイクをするうえではきちんとポイントを抑える必要があります。

元々痩せている人がボディメイクするための極意

元々痩せている人がボディメイクをする場合、ただやみくもにトレーニングをしたり食事制限をしてもうまくいきません。

痩せている人の多くはそこから更に痩せる引き算ではなく、足りない部分に筋肉を付ける足し算をする必要があります。

正しいフォーム・セット数での筋トレ

筋肉をつけるためには、対象の部位に対する正しいフォーム・セット数での筋トレが必要不可欠です。

とはいえまずは継続することが大切なので、トレーニングを習慣化するところから始めましょう。

まずは簡単なトレーニングからスタート

最初はYoutube等でトレーニング動画を見ながら自宅でトレーニングするのも良いです。

ただし見様見真似のトレーニングには限界があります。

また筋肉を付けるためには負荷をかける必要がありますが、自宅で扱うことのできる負荷にも限りがありますよね。

できる人は最初からジムへ

もしも近くにジムがある環境であれば、初めからジムへ通うことをおすすめします。

慣れるまでは行くまで腰が重いかもしれませんが、行ってしまえばトレーニングに励む人の姿を見ることもモチベーションアップにつながるでしょう。

食生活の改善

せっかくトレーニングをしていても、身体づくりの要である食事が改善されなければ筋肉を付けるのは困難です。

摂取カロリーを減らすのではなく、たんぱく質・脂質・炭水化物のバランス(PFCバランス)を考慮し、身体に必要な栄養とカロリーを適切に摂取する必要があります。

カロリーや栄養が不足した生きるのに精一杯の状態では、身体は筋肉を付ける余裕などありません。

そのため元々痩せている人の食事改善では摂取カロリーを増やすこともあります。

適度な有酸素運動

体脂肪率が高い場合、筋トレに加えて有酸素運動を取り入れても良いでしょう。

筋トレで筋肉量を増やし、その分の脂肪を有酸素運動で燃焼するイメージです。

有酸素運動のやりすぎは筋肉が分解される恐れがある

ただし有酸素運動のやりすぎは逆効果になってしまうことも。

有酸素運動は主に炭水化物と脂質を主なエネルギー源としますが、空腹時や90分を超えるような長時間の有酸素運動ではたんぱく質=筋肉も代謝されてしまうからです。

つまり、せっかくトレーニングをしていても、その効果が薄れてしまうことに。

早く脂肪を落として理想の身体に近づきたい気持ちも分かりますが、くれぐれもやりすぎには注意してください。

 

このように、元々痩せている人がボディメイクする際には注意点も多いです。もちろん最初から独学で始めてもいいでしょう。

しかし自分一人で正しく実践することは簡単ではありません。そのため、最初の数ヶ月だけでもプロの手を借りることをおすすめします。

元々痩せている人がボディメイクするならパーソナルジムへ

最短距離で理想の身体を手に入れたい方は、パーソナルジムでプロのサポートを受けることをぜひ検討してみてください。

トレーニング・食事においてプロから徹底サポートが受けられる

トレーナーから正しいフォームの指導を受けているか否かでトレーニングの効率は全く変わってきます

他の人のフォームを見た目だけ真似ても、骨格や動作のクセが人それぞれである以上、それがそのまま自分に合ったフォームになることはありえないのです。

また、食事についてもプロの指導を通じて自分で学んでいくことが出来ます。

自分の身体や生活スタイルに合った食事内容やタイミングは、プロの豊富な知識で指導を受けたほうが早く確立することができるでしょう。

お金はかかるが、それがモチベーションにつながる

また、お金を払っているということは継続するための強い動機になります。

継続する自信がないという方も、次の予約を必ず取ってしまえば行かざるをえませんよね。

理想の身体を健康的に手に入れよう

元々痩せている人が無理をしてさらに痩せようとすることにはリスクがあります。

痩せたいという気持ちを否定しているわけではありません。

無理なダイエットによって健康な心と身体を損なう女性が減ってほしい、という思いでこの記事を書きました。

引き算から足し算へと発想を転換し、健康的に理想の身体を手に入れてくださいね。

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本記事の執筆者

パーソナルトレーナー

sayaka

パーソナルトレーナー、SNSマーケターとして活動中の2児の母。「美味しく食べて綺麗になる」がモットー。万年ダイエッターを卒業した経験を活かし、美しくなりたい女性を応援します!

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