急激に痩せるコーヒーの真相解明!おすすめの飲み方と注意点も解説 | RE:NOW

急激に痩せるコーヒーの真相解明!おすすめの飲み方と注意点も解説

  • ダイエットの悩み

管理栄養士・幼児食マイスター

kawano

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「急激に痩せるコーヒーって本当にあるの?」
「コーヒーのダイエット効果を知りたい!」

急激に痩せるコーヒーがあるなら、自分も飲んでみたいと思いますよね。

結論、残念ながら急激に痩せるコーヒーは存在しません。ただし、コーヒーにダイエット効果があるのは本当です。

この記事では、急激に痩せるコーヒーの真相ダイエットに活かす方法について解説します。コーヒーが好きな方は是非参考にしてください。

結論:急激に痩せるコーヒーは存在しない

結論から申し上げると、急激に痩せるコーヒーはありません。コーヒーだけに限らず、急激に痩せること自体が無理に等しいからです。

痩せるためには、体脂肪を落とす必要があります。体脂肪は1kgあたり7,200kcalもの膨大なエネルギーを蓄えており、急激に減らすことは至難の業なのです。

したがって体脂肪を大幅に減らすには、ある程度の時間をかけてダイエットをすることが大切。

そのうえでダイエット期間中にコーヒーを活用すると、脂肪分解などをサポートしてくれます。実際にコーヒーを飲みながら痩せられた方の声を、次章で確認しましょう。

コーヒーを飲み始めて痩せた人は確実にいる

コーヒーを飲み始めた結果、痩せられた方の体験談をピックアップします。

1年かけて10kg以上の減量に成功された方、1ヶ月で2kg痩せられた方などがいました。

急激かつ大幅に減らすのは難しくとも、長期間コーヒーを飲むと痩せられる可能性があります。

改めて、コーヒーのダイエット効果について次章で確認していきましょう。

コーヒーにダイエット効果を期待できる4つの理由

コーヒーがダイエットに効果的な理由を4つにまとめます。

  1. 血糖値の上昇抑制
  2. 脂肪の分解促進・蓄積予防
  3. リラックス効果で異様な食欲を軽減
  4. 筋収縮のサポート

コーヒーで痩せる理由1.血糖値の上昇抑制

コーヒーで痩せる理由1つ目は、食前・食中に飲むことで血糖値の上昇を抑えられる点です。

血糖値が上昇するとインスリンが分泌され、血液中の糖を必要な細胞へ分配していきます。このとき、インスリンは余分な糖を中性脂肪へと変換させ、体脂肪に貯めていくのです。

コーヒーを飲むことで血糖値の上昇が緩やかになれば、体脂肪の蓄積を予防できます。

コーヒーで痩せる理由2.脂肪の分解促進・蓄積予防

コーヒーは脂肪の分解を促進したり、脂肪の蓄積を予防したりする作用も認められています。カフェインとポリフェノールの一種クロロゲン酸によるものです。

カフェインは脂肪の分解を促す酵素を活性化させ、クロロゲン酸は糖質の吸収を緩やかにし、脂肪の蓄積を抑制します。

コーヒーで痩せる理由3.リラックス効果で異様な食欲を軽減

コーヒーの香りには脳をリラックスさせる働きもあり、我慢できない強い食欲を軽減できる可能性があります。

ストレスによって過食に走りやすい方は、食べたくて辛いときにコーヒーの香りを嗅ぐと、気持ちが落ち着きやすくなるでしょう。

食欲をコントロールできるようになれば、間違いなく痩せることができます。

コーヒーで痩せる理由4.筋収縮のサポート

コーヒーのカフェインは筋収縮をサポートする作用があることも分かっています。交感神経を刺激する事で、瞬発力を高められるためです。

筋トレや有酸素運動の前にカフェインの多いコーヒーを飲めば、運動のパフォーマンスが上昇し、消費エネルギー量も増えるでしょう。

以上、コーヒーは痩せたいときに飲むメリットが大きいです。コーヒーが好きな方であれば、ぜひダイエットに取り入れてみてください。

痩せたい方におすすめ!コーヒーの飲み方

痩せたいときにおすすめのコーヒーの飲み方は次の通りです。

  1. お腹が空いたときに飲む
  2. 運動の前に飲む
  3. 食事の直前もしくは一緒に飲む
  4. 1日コップ1~3杯が目安

1.お腹が空いたときに飲む

お腹が空いて何かをつまみたいとき、ブラックコーヒーや牛乳入りのコーヒーを飲んでホッと一息つきましょう。

無駄な間食を防げるうえ、コーヒーの脂肪分解作用のおかげで、空腹時の体脂肪分解が後押しされます。

このことから、仮に16時間ダイエットを行う場合、朝食の代わりにバターコーヒーを飲むのは非常に効率的だということです。興味がある方は、以下の記事もご覧ください。

2.運動の前に飲む

体を動かす前にブラックコーヒーを飲むのもおすすめです。交感神経を刺激することで運動時の消費エネルギー量を上げるため、ダイエット効果を高められます。

朝の目覚まし代わりに温かいブラックコーヒーを飲み、軽いウォーキングやジョギングを行ない、1日のエネルギー代謝量を上げていきましょう。

3.食事の直前もしくは一緒に飲む

食事の直前か食中にコーヒーを飲むと血糖値の急激な上昇を防げるため、体脂肪の増加を予防します。

ただし、コーヒーはミネラル類の吸収を阻害する働きもあるので注意が必要です。野菜や海藻など食物繊維がまったく無いときの代役としてトライするくらいにしてください。

4.1日コップ1~3杯が目安

コーヒーは1日コップ1~3杯を目安に飲むようにしましょう。コーヒーを過剰に飲んだ場合、人によっては体調を崩してしまう可能性があるからです。

主な原因はコーヒーに含まれるカフェイン。カフェインは摂り過ぎるとさまざまな影響が出るので、くわしい内容は次章で解説します。

コーヒーは飲み過ぎ注意

繰り返しますが、コーヒーは飲み過ぎに気をつけましょう。カフェインの摂り過ぎは、中枢神経が刺激され、めまい・心拍数の増加・不安・震え・不眠・下痢・吐き気などを引き起こします。

厚生労働省によると、カフェインの許容量は1日あたり健康な成人で400 mg(※)。ブラックコーヒーの2~3杯分に相当します。

事実、筆者が眠気覚ましにブラックコーヒーを500ml(コップ3.5杯)飲んだとき、心拍数の増加や吐き気が襲ってきた経験があります。

ダイエットのためとはいえ、体調を崩す量を飲んではいけません。1日2~3杯までを目安に飲むことをおすすめします。

ちなみに、コーヒーに頼らずとも、食事の改善と適度な運動でダイエットはできます。自分に合わないな、と思えばコーヒーダイエットは辞めておきましょう。

※参照:厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取」

まとめ

急激に痩せるコーヒーはありませんが、コーヒーをダイエットに活用することはできます。なぜなら、コーヒーは体脂肪を減らす作用を持っているからです。

無駄食い予防や運動の消費エネルギー量アップなどを目的にコーヒーのある生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。ただし体調に悪い影響があれば、すぐに中止しましょうね。

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本記事の執筆者

管理栄養士・幼児食マイスター

kawano

クリニックでの栄養指導を担当。ちょっとした栄養の疑問に答えるブログを運営。食生活の悩みに全力で答えられるよう頑張っています♪

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