ダイエットで運動するなら食前・食後?効果が高いタイミングはどっち? | RE:NOW

ダイエットで運動するなら食前・食後?効果が高いタイミングはどっち?

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RE:NOW編集部

Misaki

ダイエットのために運動と食事管理は必要不可欠。どうせならダイエット効果が高いタイミングで運動と食事をしたいですよね?

この記事では食前・食後の運動効果やベストなタイミングについて解説していきます。さらに、逆効果にならないように、注意点も紹介。

これから運動を取り入れたい方や、運動のタイミングに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

ダイエットにいいのはどっち?食前・食後の運動効果

ダイエットのために運動する際、なるべく効果的な方法で行いたいですよね。実は食前・食後で運動の効果が違い、目的や生活スタイルに合わせて行うことで、効率よく痩せることができます。

先に結論を言うと、食前よりも食後2~3時間後に運動するのがベストです。

では、食前・食後では運動効果にどんな差があるのでしょうか?詳しく解説していきます。

食前に運動した場合の効果

まず食前の運動は避けた方がいいです。

食前は体内に糖質が少なく、筋肉が分解されやすい

日常生活で最も利用されるエネルギー源は糖質。しかし食前など糖質が体内に少ない場合は、体の脂肪や筋肉が分解されてエネルギー源として使われます。初めのうちは体重が減って順調に見えますが、筋肉の分解はダイエットには逆効果。またエネルギーがない状態が続くと、なるべくエネルギーを消費しないように働くため、代謝が悪くなってしまいます。

食後に運動した場合の効果

繰り返しになりますが、運動するなら食後

食後の身体はエネルギーや栄養素がある状態。そのため、エネルギーを使って身体の機能がしっかり働き、代謝がよくなっているからです。

食後30~1時間後の場合は、軽めの運動で!

食後の身体は血液中のブドウ糖が増え、血糖値が上昇。糖を吸収するためにインスリンが分泌されます。その血糖値が上昇するタイミングでの運動は、糖尿病治療の方にも推奨される運動法です。

ただしこの時間帯での運動は消化活動中の可能性もあるため、ウォーキングやジョギングなどの軽めの運動がおすすめ。食事を摂って歩いてジムまで行くと、時間を確保しなくても効率よく運動することができます。

※参考:オムロン ヘルスケア

なお、食事直後(30分以内)の運動は控えた方がいいです。理由について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

がっつり運動するなら食後2~3時間後がベスト!

繰り返しになりますが、食後は消化・吸収に時間がかかるため、その間の激しい運動は体に負担をかけてしまいます。ですが、食後は時間が経つにつれて交感神経が活発になり、体温や心拍が上昇するため、代謝がいい状態となるのです。

もう少し具体的に言うと、食後から時間が空きすぎると体内のエネルギーが不足しているため、消化が完了する食後2~3時間が、筋トレやランニングなど強度の高い運動を行うベストなタイミングです。

※参考:糖尿病ネットワーク

 

このように、運動の時間帯において、食前と食後を比較した場合、食後がベスト。とはいえ、注意点もあるので、簡単におさらいしておきましょう。

食後に運動する場合の注意点

さきほど、食事後と言っても30分以内に運動するのは控えた方が良いと解説しました。できれば、食べ物にも注意したいところです。

たとえば、バナナ1本やおにぎり1個程度の軽食であれば問題ありませんが、いつも通りの量を食べた後にすぐに運動をしてしまうと、消化不良を起こしてしまう可能性があります。

また、脂肪分が多いものや食物繊維が多いものは消化に時間がかかる食品です。食後に運動する場合の食事は、腹六分目くらいに抑え、消化に良いものを選びましょう。

まとめ

今回は食前・食後の運動効果、タイミング、注意点についてご紹介しました。

まとめると、

  • 運動するなら食後がベスト
  • ただし30分以内などの食事直後はNG
  • 食後2~3時間後を目安に運動する

なります。

理想の身体を手に入れるためには、食事と運動のタイミングを意識することがとても大切です。

ぜひこの記事を参考に、ダイエットを頑張ってみてください。

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本記事の執筆者

RE:NOW編集部

Misaki

アスリートやパーソナルトレーナーとしての経験や知識を活かし、ボディメイク・トレーニング・食事管理などをサポートするライターとして活動中。

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