痩せたいのにやめられない!ビールを飲みながらダイエットする方法 | RE:NOW

痩せたいのにやめられない!ビールを飲みながらダイエットする方法

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管理栄養士・幼児食マイスター

kawano

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痩せたい気持ちはあるのに、なかなかやめられないビール。自分はいつまでも痩せられないのかな…なんて悩んでいませんか?

実はビールを飲みながらでもダイエットは成功します。ただ今と同じように飲んでいては痩せられません。

この記事では、ビール好きなあなたも痩せられる方法を解説していきます。参考にしてください。

そもそもビールはなぜ太る?

ビールが太ると言われる理由は3つあります。

  1. 余分なエネルギーになりやすい
  2. 代謝が落ちる
  3. 食欲が気付かないうちに増す

順に説明します。

1.余分なエネルギーになりやすい

ビールは余分なエネルギーになりやすいのが大きな要因です。余分なエネルギーは体脂肪として蓄えられるので、飲む量が多ければ多いほど太ります

ビールは中缶(350ml)1本で約140kcalです。白ご飯なら子供茶碗一杯、食パンなら6枚切り1枚に値します。

もしもビールを2本・3本と飲めば、280kcal・420kcalとみるみるカロリーが増え、体脂肪を増やしてしまうでしょう。

2.代謝が落ちる

ビールを飲み過ぎると代謝が落ちます肝臓が疲れてしまうからです。

肝臓はさまざまな栄養素の処理を行なっています。これが「代謝」です。

アルコールも代謝を受ける栄養素の一つですが、体にとって有害であるため、優先的に処理されます。結果ほかのエネルギー代謝が進みづらくなるだけでなく、余った分は体脂肪として貯蓄され、太る原因になってしまうのです。

特に肝臓によるエネルギー代謝量は基礎代謝の2割を占めており、とりわけダイエットへの影響は大きいと考えられます。

3.食欲が気付かないうちに増す

アルコールは食欲を促す作用があります気付かないうちに食べ過ぎている方も多いでしょう。

とくに揚げ物やスナック菓子をおつまみにしている方は気をつけて。糖質・脂質・アルコールのトリプルコースは、どれもエネルギーとしての役割がメインなので、余分なエネルギーとなって太ります。

ビール自体が問題なのではなく、飲み方に問題があることを自覚しましょう。

ビールをやめられない方の「痩せたい」が叶う方法

ビールをやめる必要はないので、次の方法でダイエットに取り組んでみましょう。

  1. ビールは1日350ml×1本
  2. 食事と一緒に飲む
  3. ダラダラ飲まない
  4. 週に1日は休肝日を設ける
  5. ビール以外の食生活は整える
  6. 運動の習慣をつける

くわしく説明します。

1.ビールは1日350ml×1本

ビールは飲んでも良いですが、1日350ml缶を1本までを守ってください。量をコントロールしない限り、痩せることは難しいでしょう。

ビール1本のエネルギー量と糖質量は、以下の通り。

  • 淡色ビール:137kcal・10.9g
  • 黒ビール:158kcal・12.6g

文部科学省「食品データベース

ビール350mlであれば、肝臓への負担も軽減されます。必ず量をコントロールしましょう。

2.食事と一緒に飲む

ビールを飲む際は食事と一緒に飲みましょう。食事は糖質や脂質の少ないメニューがおすすめです。

ビールは糖質・アルコールがメインの栄養素であり、エネルギー源として使われます。同じエネルギー源である白ご飯やパスタ、揚げ物をビールと同時に大量に食べれば、間違いなく体脂肪を増やしてしまうでしょう。

ビールを飲むなら、できる限りヘルシーな食事と一緒にとるようにしてください。

 

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3.ダラダラ飲まない

ビールのダラダラ飲みは避けましょう。メリハリをもって飲食をした方が、体脂肪は減りやすいからです。

とくに夜ご飯から飲み始め、テレビを見ながらいつまでも飲んでいる方は気を付けて。ついつい飲み過ぎたり、何かをつまんでしまう傾向があったりで、エネルギーを摂り過ぎているかもしれません。

ビールはダラダラ飲まず、食事が終われば切り上げるくらいの考えでいましょう。

4.週に1日は休肝日を設ける

週に1日は休肝日を設けてください。肝臓を休ませないと、代謝が落ち続けてしまいます。

肝臓はさまざまな代謝に関わっているので、ビールをやめたからと言ってフル休業できるわけではありません。しかし、ビールを飲まない日をつくると少し元気になれます。

年齢と共に細胞は老いるので、いつまでもガブガブ飲んでいてはいけませんよ。
休肝日を設けて、肝臓を労わってあげてください。

5.ビール以外の食生活は整える

ビールを飲みながら痩せたいのであれば、食生活を整えましょう。ビールを飲み、食事もおろそかでは体脂肪は減らせません。

ダイエットの基礎は以下の通りです。

  • 摂取エネルギー<消費エネルギー
  • 整った栄養バランス

つまり、ビールを飲みながら摂取エネルギーをコントロールし、栄養バランスを整えれば痩せられるということです。

食生活が乱れているうちは、体脂肪は減りにくくなります。
万が一減ったとしても「健康的」ではありません。

おつまみを唐揚げから枝豆や冷奴にするだけでも大きな変化です。少しずつ改善していきましょう。

6.運動の習慣をつける

運動の習慣をつけましょう。ビールのエネルギーを「余分」なものにしないためです。

1日350mlのビールであれば、消費すべきエネルギー量は130~160kcal。ウォーキングなら30分程度でクリアできます。

大好きなビールを飲みながら痩せたいのなら、30分くらい時間を作って運動しましょう!そうすれば筋肉量も増えるため、基礎代謝も上がってダイエット効果も上がるはずです。

まとめ

ビールがダイエットを妨げているのは、飲む量をコントロールできないからです。痩せたいのであれば、ビールは1日350mlを1缶までにしましょう。

記事の内容を実行していただければ必ず痩せられます。

しかし「あれもこれも食べたい…我慢はできない」となるのなら、本当に痩せる気があるのか自分で考えてみることをおすすめします。

太った生活を変えない限り、痩せられませんよ。一緒に頑張りましょう。

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本記事の執筆者

管理栄養士・幼児食マイスター

kawano

クリニックでの栄養指導を担当。ちょっとした栄養の疑問に答えるブログを運営。食生活の悩みに全力で答えられるよう頑張っています♪

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