痩せ始めるとどんどん痩せる理由とは?順調に痩せるためのコツを解説 | RE:NOW

痩せ始めるとどんどん痩せる理由とは?順調に痩せるためのコツを解説

  • ダイエットの悩み

理学療法士・パーソナルトレーナー

鈴木裕子

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結論からいうと、「痩せ始めるとどんどん痩せる」は事実です。

痩せ始めると様々なことが好循環を生むので、ダイエットがスムーズに進みます。

一方で、痩せ始めるまでに時間がかかり挫折してしまう方も多いです。せっかく始めたダイエットも途中でやめてしまってはもったいない。

この記事では、痩せ始めるとどんどん痩せる理由と、ダイエットを加速させるためのポイントを解説します。

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痩せ始めるとどんどん痩せる理由とは?

なぜ痩せ始めるとどんどん痩せることができるのでしょうか。おもな理由は大きく3つです。

ダイエット中の食生活に慣れる

一度、正しい食生活に慣れてしまうと身体の中が綺麗になり、ジャンクフードを受けつけにくい身体になります。例えば自炊の薄い味に慣れると、今までのコンビニや外食の味が濃く感じた経験がある方もいるでしょう。

事実、ヘルシー食品を6ヶ月間食べていたグループは脳内の報酬系と呼ばれる満足感を感じる部分が活性化し、ジャンクフードを欲しなくなったという研究報告(※)があります。

ダイエットは食事8割、運動2割と言われるほど食事は非常に重要です。慣れるまでは大変かもしれませんが、一旦慣れてしまえば痩せやすい身体が手に入るでしょう。

参考:日経Gooday「脳を鍛えれば食欲は抑えられる

痩せたい気持ちが加速する

ダイエットが成功する重要なポイントの一つに、周りからの視線があると思います。痩せて周りに気づかれるようになるとますますやる気になりますよね。さらに、鏡に映る自分にも自信が持てるようになると、さらにダイエットが楽しくなるはずです。

最後は筋トレをしている人限定の話になります。

筋肉がついて基礎代謝が上がっている

基礎代謝とは、何もしなくても身体が勝手に消費するカロリーのことです。

筋肉は基礎代謝量の約2割を占めているため、筋トレをしている人は基礎代謝が高い傾向にあります。

つまり筋トレによって痩せやすい体質になっているので、痩せ始めるとその勢いのまま体脂肪が落ちる場合があるのです。

以上3つが、痩せ始めるとどんどん痩せる理由。とはいえ、順調に落ち続けるかというとそうではありません。続いては、ダイエット中の停滞期について解説します。

順調に減るばかりではない!停滞期に注意しよう

停滞とは、身体の代謝力が下がり体脂肪の燃焼がストップした状態のことです。

ダイエットによって体脂肪が減り続けると、身体はそれを「飢餓状態」と認識し代謝力を低下させます。これは、「ホメオスタシス」という体内の状態を一定に保とうとする機能が働くためです。

したがって体脂肪が順調に減っていたとしても、ある時から急に停滞することもあります。なお、体重を大幅に減らすようなダイエットは停滞しやすいので、1ヶ月の減量幅は体重の5%以下に抑えましょう。

さて、停滞期についても分かったところで、まずは痩せ始めの第一歩が重要。

次に、痩せ始めるために重要な食事のポイントをお伝えします。

痩せ始めに重要な食事のポイント  

痩せ始めに重要な食事のポイントは以下の3つです。

  • 糖質は控えめに
  • タンパク質はしっかりと
  • 食べる順番を意識しよう!

糖質は控えめに

糖質の1日の目安量は70130gです。糖質は脳や身体のエネルギー源として使われますが、余った糖質は中性脂肪として体内に蓄えられます。よって、最低限の糖質は摂取しつつ、活動量や痩せたい期間によって調整していくのが良いでしょう。

例えば、以下の表で糖質量を確認すると、中華麺やパスタ一人分で約70g。白米はお茶碗一杯で約66gです。よって、三食とも主食(一人前)を食べると糖質の摂りすぎにつながります。活動量にもよりますが、主食は一日二食以内に抑えると良いでしょう。

 

引用:マル直くん

タンパク質はしっかりと

タンパク質は筋肉を作るのに重要な栄養素

1日に必要な量は体重×1.0gとされており、体重50kgの人であれば「50g」のたんぱく質を摂ることが望ましいです。

さらに筋肉をつけたい場合は1.5倍を目安にすると良いでしょう。以下の図は食品に含まれるタンパク質量の目安です。

引用:meiji

肉類はタンパク質の含有量も多く効率的に摂取できますが、大豆製品などの植物性のタンパク質に比べ脂質は多いです。肉類を選ぶ時は脂質の少ない赤身を選び、油や糖質を控えた調理や味付けを意識しましょう。

なお、食事からたんぱく質の摂取が難しい方はプロテインを活用しましょう。特に女性であれば、大豆由来のソイプロテインがおすすめですよ。なかでも、ソイプロテインの【CRAS(クラース)】が一押しです。

食べる順番を意識しよう!

食事をする際は、野菜→おかず→主食の順番で食べるようにしましょう。これはベジファーストと呼ばれる食べ方であり、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。

血糖値とは血液中の糖のことですが、これが急激に上昇すると膵臓からインスリンと呼ばれるホルモンが過剰に分泌されます。インスリンは血中の糖を脂肪に合成する作用があるため、太りやすくなってしまうのです。

逆にいえば、血糖値が上がりにくい食事をすれば痩せやすくなるということ。よって、食べる順番としては野菜や味噌汁などを先に食べてから、主食を食べるように意識しましょう。

続いては、運動のポイントを解説します。

どんどん痩せる運動のポイント

食事のほかに重要なのが、筋トレと有酸素運動です。これら運動を正しいやり方で継続することが、痩せつづけるためには必要不可欠。

基礎代謝を上げるには筋トレが必須

先ほどもお伝えしましたが、痩せるためには筋トレによって基礎代謝を上げる必要があります。

中でもスクワットはトレーニングの王様と呼ばれており、脚だけでなく全身に効果があるのでおすすめです。

スクワットのやり方は以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

なお、筋トレをせずにダイエットをすると、リバウンドや停滞期の原因にもなるので注意が必要です。痩せやすい身体になるためには必須なので、ぜひ取り組んでみてくださいね。

脂肪を燃焼するには筋トレ+有酸素運動

脂肪を燃やすには有酸素運動というイメージが強い方も多いと思います。しかしながら、有酸素運動は筋肉を分解する作用もあるため、有酸素運動だけでは筋肉が減ってしまうのです。

よって、筋トレと合わせて行うことが重要です。脂肪燃焼効果をより高めるためには筋トレ後に有酸素運動を行うのがおすすめです。

ここまでどんどん痩せるための食事や運動について解説してきました。

とはいえ、痩せ始めるまでに挫折してしまった方や停滞期にリバウンドしてしまった経験がある方も多いと思います。最後に、ダイエット成功のためのポイントをご紹介します。

ダイエットの成功は目標設定にあり!

ダイエットをすると決めた途端、1ヶ月に5キロ減らす!といった高い目標を立てる方も多いです。ですが、停滞期を防ぐために、1ヶ月に体重の5%以上の減量は目指さないようにしましょう。

例えば、60kgの人は1ヶ月の目標は3kg未満の減量にとどめるのがポイント。その方がリバウンドがなく、長期的に見て痩せやすい身体になっていきます。

また、停滞期などによって体重が落ちづらくなると、モチベーションを保つことが難しくなります。

そんな時は、ダイエットに成功した時をイメージして乗り切りましょう。

痩せてどんな服が着たいか、誰とどんな場所にいきたいか、痩せた先の未来を思い描くことが大切です。

まとめ

この記事では、「痩せ始めるとどんどん痩せる」というテーマで解説しました。

理由をまとめると、

・筋肉がついて基礎代謝が上がる
・ダイエット中の食生活に慣れる
・痩せたい気持ちが加速する

でした!とはいえ、順調に痩せ続けるとは限らないので、記事内で紹介した食事と運動はぜひ取り組んでみてくださいね。

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本記事の執筆者

理学療法士・パーソナルトレーナー

鈴木裕子

理学療法士・パーソナルトレーナー・2児のママ。つくば市の自宅サロンREPAIRでリハビリからボディメイク、産後ケアなどお客様にあったメニューで健康的な身体作りをサポートしています♪

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