筋トレでストレスは溜まる?筋トレとストレスの関係をトレーナーが解説 | RE:NOW

筋トレでストレスは溜まる?筋トレとストレスの関係をトレーナーが解説

  • 筋トレの悩み

元パーソナルトレーナー兼スタジオインストラクター

RE:NOW編集部 hoshino

筋トレよってストレスを溜めている方はとても多いです。

本来、筋トレで身体を動かすことはストレス解消になるはず。しかし状況によっては、反ってストレスが溜まる原因になります。

この記事では、筋トレとストレスの関係性やストレスを溜めない方法をご紹介します。

ストレスを溜めることなく、気持ちよく筋トレに取り組んでいきましょう。

筋トレでストレスは溜まるのか?

結論、筋トレはストレスが溜まるどころか、やり方次第でストレス解消にもなります。

理由は、以下2つのホルモンの影響が大きいです。

・セロトニン

・テストステロン

セロトニン

セロトニンという脳内物質には、精神の不調を防ぐ効果があります。

このセロトニンを多く分泌させるためには、日光を浴びることと適度な運動が必要。

負荷にかかわらず、筋トレによって身体を動かすことが重要なのです。

テストステロン

テストステロンは代表的な男性ホルモンであり、やる気や前向きな気持ちを高めてくれます。

常に前向きな思考になるため、テストステロンが多いとストレスが溜まりにくくなるでしょう。

このテストステロンを増やすためには、筋トレがもっとも効果的。筋トレによって筋肉に刺激が入ると、テストステロンの分泌量が増加します。

それでは、次の章では筋トレでストレスが溜まる原因について解説していきますね。

筋トレでストレスが溜まる原因

筋トレでストレスが溜まる原因は、主に3つです。

・食事制限

・過度なトレーニング量

・効果が感じられない

順番に解説していきますね。

無理な食事制限

筋トレの効果を出そうと、無理な食事制限を行なっている場合は要注意。

例えば、筋肉をつけるためにタンパク質しか摂取しない、脂肪をつけたくないから糖質を抜く等。

これらは筋トレの効果を半減させるうえ、空腹感や我慢の元となり大きなストレスがかかります。

もちろんある程度の食事管理は必要ですが、無理な食事制限をするのは避けましょう。

過度なトレーニング量

頑張り過ぎて過度なトレーニング量になっている場合も要注意。

筋トレすることに対して腰が 重くなってしまい、ストレスに感じてしまいます。

重要なのは、自分のレベルに合ったトレーニング量で継続していくこと。決して無理はせずに取り組んでいきましょう。

効果が感じられない

筋トレをしていても、その効果を感じることができないとストレスになりますよね。筋トレに費やした時間への後悔とやる気の低下がおきてしまうでしょう。

重要なのは、無理のない目標を設定し、一つ一つクリアしていくこと。筋トレは継続してこそ効果が表れます。焦らずにおこないましょう。

ここまで、筋トレでストレスが溜まる原因について解説してきました。

次の章では、筋トレでストレスを溜めないポイントを解説していきます。

筋トレでストレスを溜めないポイント

筋トレでストレスを溜めないポイントは、3つです。

・筋トレの負荷を上げすぎない

・目標を持つ

・筋トレを好きになる

それでは、順番に解説していきましょう。

筋トレの負荷を上げすぎない

まずは、筋トレの負荷をいきなり高負荷にせずに、軽く筋肉に刺激を入れる程度や軽く汗をかくところから始めましょう。

先ほど解説したとおり、軽い筋トレでもセロトニンは分泌されます。

そこで、慣れてきたら徐々に負荷を上げていくことが重要なのです。

目標を持つ

目標に向かって努力することは、モチベーションも上がっていてストレスを溜めにくいです。

さらに、目標を達成した時の達成感や高揚感はストレスを解消します。

例えば、まずは3日継続する、1日10分だけの筋トレを行なう等。

無理な目標を設定せずに、短期間で達成できる目標を、一つ一つ確実に達成することを意識しましょう。

筋トレを好きになる

ストレスを溜めないうえでもっとも重要なのは、筋トレ自体を好きになること。

敬遠されがちな筋トレですが、好きでやっている人も大勢います。もちろん好きでやっていることなので、ストレスは溜まりませんし、むしろ快楽なわけです。

筋トレを好きになるためには、「筋トレによって身体が変わった」という成功体験が必要。しかしそれは簡単なことではなく、多くの人は成功体験をする前に挫折します。

自分一人だと適切なフォームや負荷設定がわからないからです。そのため、筋トレに慣れていないうちはプロのパーソナルトレーナーからトレーニング指導を受けるほうがいいでしょう。

あなたに合ったトレーニングメニューを作成してくれることはもちろん、フォームのチェックを直接してくれるので、いち早く成功体験を積めますよ。

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まとめ

筋トレでストレスを溜めてしまうのは、かなりもったいないことです。

しかし筋トレに慣れていないうちは、どうしてもストレスが溜まります。これが1年、2年と続けていくと、筋トレのコツがわかるようになり、身体も変わり始めます。

そうなればモチベーションも上がり、筋トレをすることが楽しくなるでしょう。

この記事を参考に、筋トレでストレスを溜めることなく、理想の身体を手に入れてくださいね。

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本記事の執筆者

元パーソナルトレーナー兼スタジオインストラクター

RE:NOW編集部 hoshino

元パーソナルトレーナー兼スタジオインストラクター。現在は、パーソナルトレーナーの育成やレッスンプログラムの開発、フィットネス関連の企画・戦略に従事。
フィットネス関連の様々な情報をお届けしています。

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