【どんどん痩せる食べ物】おすすめメニューや短期ダイエットのコツを紹介 | RE:NOW

【どんどん痩せる食べ物】おすすめメニューや短期ダイエットのコツを紹介

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管理栄養士・幼児食マイスター

kawano

ダイエットに欠かせない食事制限ですが、実際にやるとなかなか難しいですよね。

「どんどん痩せる食べ物があればな」
「いくら食べても痩せる食べ物なんてあるのかな?」

と気になる方もいらっしゃるでしょう。

結論、食べるだけでどんどん痩せる食べ物はありません。ただし、食べ物の選び方によって「どんどん痩せる状態」に近づくことは可能です。

この記事は、どんどん痩せる食べ物を知りたい方へ、おすすめの食材・メニューを解説します。短期間で体脂肪を落とす方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

「どんどん痩せる食べ物」の考え方

「どんどん痩せる食べ物」がどんなものか、考え方から解説します。考え方が分かれば、ダイエットに適している食べ物の選び方が分かるようになりますよ。

ポイントは3つあります。

  1. 糖質・脂質が多くない
  2. たんぱく質が摂れる
  3. 食物繊維が豊富

1.糖質・脂質が多くない

まず、太る原因になりやすい糖質・脂質が多くない食べ物がベストです。とくに糖質はエネルギー源としての役割しかないので、摂り過ぎは体脂肪の増加に直結します。

糖質と脂質が少ない食べ物を意識すると、無駄なエネルギーを省けるため効率よく体脂肪を落とせるでしょう。

糖質・脂質の少ない食材は以下です。

  • 赤身肉、ササミ、鶏むね肉
  • 白身の魚、赤身の魚
  • 野菜
  • きのこ
  • 海藻
  • 大豆製品

2.たんぱく質が摂れる

たんぱく質をしっかりと摂れることも、ダイエット中に食べたい食べ物の条件。たんぱく質が十分摂れると、体脂肪の分解がスムーズになるからです。

ご存じの通り、たんぱく質は筋肉の材料です。筋肉量が増えれば、基礎代謝や消費エネルギー量が増えます。

つまり、たんぱく質をしっかり摂りながら筋トレに取り組めば、痩せやすくなるのです。

たんぱく質が摂れる食材を紹介します。

  • 大豆製品

3.食物繊維が豊富

食物繊維が豊富という点も、痩せる食べ物の条件です。食物繊維の豊富な食べ物は、低カロリーかつ満腹感を得られるものが多く、ダイエット中につきまとう空腹を和らげます。

例えば、次の食材は食物繊維が豊富です。

  • 葉物野菜(小松菜、ほうれん草など)
  • ゴボウ
  • 緑黄色野菜(ブロッコリー、アスパラなど)
  • きのこ類(えのき、エリンギなど)
  • 海藻

食物繊維を十分に摂り、水分もたっぷり飲めると、便通も改善するのでデトックス効果も期待できますよ。

では、紹介した3つのポイントを意識した場合、どのような食べ物やメニューが食べられるのか、次章で紹介していきます。

どんどん痩せる!おすすめの食べ物&メニュー

どんどん痩せる食べ物の考え方を活かし、ダイエットにおすすめの食べ物やメニューを具体的に紹介していきます。

  1. 鶏むね肉
  2. 豚ヒレ肉
  3. 青魚
  4. 緑黄色野菜
  5. きのこ

「これさえ食べればいい」というわけではなく、一例として紹介しているものです。偏食は病気の元にもなるので、参考程度に読み進めてくださいね。

1.鶏むね肉

糖質ゼロ・低脂質・高たんぱく質な鶏むね肉は、ダイエットにおすすめの食材です。鉄や亜鉛などのミネラル、ナイアシンやパントテン酸などのビタミンも含み、代謝をサポートしてくれます。

鶏むね肉をつかったおすすめのメニューを2品紹介しますね。

食べすぎは健康を害するので、1食あたり100~150g前後を目安に食べましょう。

2.豚ヒレ肉

鶏むね肉と同じく糖質ゼロ・低脂質・高たんぱく質な豚ヒレ肉もおすすめ。ビタミンB群が豊富に含まれているので、糖質・脂質の代謝をサポートしてくれます。

豚ヒレ肉をつかったおすすめのメニューを2品紹介しますね。

  • 豚ヒレ肉のステーキ(参照レシピ:cookpad
  • 豚ヒレ肉とブロッコリーのチーズ焼き(参照レシピ:cookpad

加熱すると硬くなるので、料理酒に漬けておくと柔らかな状態で食べられます。豚ヒレ肉も食べ過ぎると身体に良くないので、1食あたり100g前後を目安に食べましょう。

3.青魚

糖質ゼロ・高たんぱく質な青魚も、ダイエットにおすすめ。鉄やビタミンB群も良く含んでいるので、代謝を上げて痩せたいときにピッタリです。

とくに肉よりも良質な脂質「オメガ3脂肪酸」を含んでいる点が、青魚を食べるメリット。オメガ3脂肪酸を定期的に摂取すると、血液の流れが改善しやすくなると言われており、代謝が向上します。

青魚をつかったおすすめのメニューを2品紹介しますね。

  • さば缶のトマト煮込み(参照レシピ:kurashiru
  • 鮭ときのこのホイル焼き(参照レシピ:kurashiru

肉同様、食べ過ぎはカロリーの摂り過ぎになるので、1食あたり100g(1~1.5切れ)を目安にしましょう。

4.緑黄色野菜

食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富な緑黄色野菜は、積極的に食事に取り入れましょう。いくら食べても太る心配はないですし、さまざまな栄養素の代謝を促進し、不要な栄養素は体の外に排泄する働きをもっているからです。

とくに抗酸化ビタミンのβカロテンを含むので、細胞を元気にしてダイエットをサポートする力も期待できます。

緑黄色野菜をつかったおすすめメニューは次の2つです。

  • 豚肉とブロッコリーの塩炒め(参照レシピ:DELISH KITCHEN
  • アスパラと鯵のトマトソース(参照レシピ:cookpad

健常な方であれば、野菜はいくら食べてもデメリットはありませんが、1日200gを目安に食べることをおすすめします。

5.きのこ

食物繊維が豊富で低カロリーなきのこは、ダイエット中の満腹感を得るのにとってもおすすめの食べ物です。緑黄色野菜と同じく、たくさん食べても太る心配もありません。

また糖質・脂質の代謝を促すナイアシンというビタミンも含んでいます。

きのこをつかったおすすめのメニューも2品紹介します。

  • きのこのチゲ(参照レシピ:yutori no kukan
  • ササミとエリンギのオイスター炒め(参照レシピ:Nadia

紹介した食べ物に加え、さらに痩せるコツを実践していただければ、どんどん体型が変わる体験ができますよ。

食べ物+α!どんどん痩せるコツ3選

食べ物を意識することにプラスして、どんどん痩せるため3つのコツを押さえましょう。

  1. 空腹の時間を大切に
  2. 水分は水かお茶で1日1.5L以上
  3. 運動を習慣化する

くわしい内容を解説します。

1.空腹の時間を大切に

空腹の時間は体脂肪を減らすチャンスです。お腹が空いたらすぐ食べる行為はやめて、空腹の時間を大切にしましょう。

空腹を感じた時、脳は糖質(エネルギー源)を欲しがっています。このとき何も食べないと、体に蓄えているエネルギー源(体脂肪)を分解し始めるのです。

どんどん痩せるなら、空腹の時間を活用すべき!食事以外の時間にお腹が空いたら、頑張って我慢しましょう。

2.水分は水かお茶で1日1.5L以上

水分は代謝の要なので、1日1.5L以上を飲めるよう意識しましょう。水分は甘い飲み物ではなく、水かお茶などノンカロリーのものがベストです。

水分が不足すると代謝が悪くなり、痩せにくくなったり肌が荒れたり、良いことはひとつもありません。人は1日におおよそ1.2L程度の水分を失うので、少なくとも1.2L以上の水分を摂ることをおすすめします。

3.運動を習慣化する

運動を習慣化すると消費エネルギー量が増えるので、自然と痩せやすくなります。どんどん痩せたいのであれば、毎日体を動かしましょう。

習慣化するには、生活のなかに運動を組み込んでしまうのがベスト!通勤や食材の買い出しのとき、車を使わずに徒歩や自転車に変えることからスタートしてみてください。

朝起きたらスクワット10回、歯磨き中に踏み台昇降30回など、毎日の習慣に運動をプラスするのも良いですね。

無理なく続けられることから始め、慣れてきたらウォーキングやジョギングにシフトするのもありです。

まとめ

どんどん痩せる魔法のような食べ物はありませんが、ダイエットにおすすめの食材はあります。

ポイントは、低糖質・低脂質であり、たんぱく質や食物繊維をしっかり摂れるものです。4点をクリアすれば、自然とビタミン・ミネラルも補えるので安心してください。

「これさえ食べれば痩せる」という考えより、いろいろな食材をまんべんなく適量食べながら、適度な運動で消費エネルギー量を上げるのが一番キレイに痩せられます。

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本記事の執筆者

管理栄養士・幼児食マイスター

kawano

クリニックでの栄養指導を担当。ちょっとした栄養の疑問に答えるブログを運営。食生活の悩みに全力で答えられるよう頑張っています♪

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