胃のあたりがぽっこりする原因は?スッキリお腹を手にする方法を解説 | RE:NOW

胃のあたりがぽっこりする原因は?スッキリお腹を手にする方法を解説

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フィットネス&ヘルスケアライター、パーソナルトレーナー

Vivian Nagisa Baba

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体重は増えていないのになんだか胃のあたりがぽっこりする。

そう思って、ひたすら食事制限や運動に励む人は多いかもしれません。

しかし、これらのアプローチでは胃のあたりのぽっこりは解消できません

今回は胃のぽっこりを解消して、スッキリお腹を目指したいという方に向け、胃がぽっこりする原因とその解決策を解説します。

胃のあたりがぽっこりする原因は?

痩せている、太っている関係なく、胃のあたりがぽっこり出てしまうことがあります。以下で「胃がぽっこりする」ことがなぜ起こるのか、具体的な原因を説明します。

①インナーマッスルが衰えている

胃がぽっこりする理由の一つとして、「インナーマッスルの衰え」があげられます。

インナーマッスルは体の深層にあり、姿勢を保ち、内臓を支える重要な筋肉です。

そのため、インナーマッスルが衰えると、内蔵が本来あるべき位置からずれ、胃が前方にせり出す恐れがあります。

②姿勢が悪い

もう一つの理由として、「普段の姿勢が悪い」ことが考えられます。姿勢が悪いと、骨盤の位置が前や後ろに傾く原因に。

骨盤は内蔵を支える役割をはたしているため、バランスが崩れると内蔵が前方に押し出され、お腹全体がぽっこりしてしまうのです。

③食事のとりかた

「食事のとりかた」も胃のあたりがぽっこりする原因です。私たちが食事をするときは、食べ物と同時に空気も体の中にとりこんでいます。

そのため、急いでごはん食べたり、話しながら食事をしたりすると、必要以上の空気を胃にとりこんでいる可能性があるのです。

それが原因で胃が膨らみ、お腹がぽっこりするケースも考えられるでしょう。

つぎは、私たちがどういったことをすれば胃のあたりのぽっこりを解消することができるかを説明します。

どうすれば胃のあたりのぽっこりを解消することができるか?

胃のあたりのぽっこりは、普段の日常の過ごし方で解消することができます。解消方法は以下の3つのポイントです。

インナーマッスルを鍛える 

インナーマッスルを鍛えることで、内蔵を正しい位置に戻し、胃のぽっこりを解消することができます。インナーマッスルの中でも、とくに大切なのは「腹横筋」と「骨盤底筋群」の二つの筋肉です。

お腹周りをぐるりとコルセットのように包んでいる筋肉が腹横筋、そして内蔵を下から支える役割を果たしているのが骨盤底筋群になります。

インナーマッスルは、通常の腹筋運動で鍛えることが難しく、体幹トレーニングやピラティスといったエクササイズで鍛えることが可能です。

正しい姿勢を意識する

普段の姿勢を意識し、体のゆがみを防ぐことによって、胃をはじめとする内蔵の位置を安定させることができます。

日常生活のふとした瞬間に姿勢が崩れていることが多いので、その都度、姿勢を正しい位置にもどすことが重要です。

また、姿勢は体幹を安定させる役目を果たすインナーマッスルにも関係している部分でもあります。

ですので、正しい姿勢を維持するためにも、日常的にインナーマッスルを鍛えるようなトレーニングを取り入れることがおすすめです。

ゆっくり食事をとるようにする

ゆっくり食事をとり、胃の中に空気を入れないようにしましょう。

満腹中枢を刺激することにもつながるので、少ない食事量でも満腹感を感じられるメリットもあります。

とはいえ、仕事の合間などゆっくり食事に時間をかけられない人も多いと思います。

そういう時は、急いで食べる必要のないよう、食事の量を少なめにする、1日の食事を小分けにするなどの工夫をしても良いかもしれません。

胃のあたりのぽっこりを解消するための筋トレ

胃のぽっこりを解消するためには、インナーマッスルを鍛える必要があります。

インナーマッスルを鍛えるためには、腹式呼吸である「ドローイン」、内蔵を支える上で重要な「腹横筋」と「骨盤底筋群」の筋トレが効果的です。

ドローイン

「ドローイン」とは腹式呼吸の一つで、お腹をへこませた状態で呼吸をするエクササイズ。呼吸の動きを活用して、インナーマッスルを鍛えることができます。

それだけでなく、深い呼吸を行うため、リラックス効果も期待できます。

筋トレ初心者でも気軽にできるので、どこから始めたらいいのか分からない人は、まずはドローイン始めてみましょう。以下で具体的なやり方を説明します。

基本的なドローインのやり方

  1. 仰向けになり、ヒザを立てます。
  2. 腹式呼吸をおこないます。息を吸ったときにお腹が膨ませ、吐きながらへこませます。(息を吐く時は、ゆっくりお腹をへこませていくことを意識しましょう)。
  3. 息を吐ききり限界までお腹をへこませます。そのまま10~30秒キープしましょう。2〜3セット行うと効果的です。

ドローインのコツ

  • お腹にある風船を膨らませたり、しぼませたりとイメージする。
  • お腹に手をおいて、お腹の膨らみを感じながら行う。
  • 食後はなるべく避けるようにしましょう。

腹横筋のトレーニング

腹横筋はお腹をグルっと包み、コルセットのような働きをすることから、「天然のコルセット」とも呼ばれています。

この部分を鍛えると、体幹が安定し、体のゆがみを整えることができるだけでなく、内蔵を正しい位置に固定させることができるので、胃のぽっこり対策にはとても重要です。

骨盤底筋群のトレーニング

骨盤底筋群は、骨盤の底にある、骨盤内にある臓器を支えている筋肉のことを指します。

内蔵を支えるだけでなく、骨盤の安定性にもかかわる筋肉なので、この部分が弱まることによって骨盤のバランスが保てず姿勢が崩れやすくなります。

また、出産や加齢によって弱まりやすい筋肉でもあるので、女性の場合はとくに、骨盤底筋群を強化するようなトレーニングを定期的に行うことがおすすめです。

まとめ

胃がぽっこりする原因とその解決策をご紹介しました。姿勢やインナーマッスル、食事など、どれも私たちの普段の生活の中で改善できることです。

ぜひ、最初は無理のないところから、少しずつチャレンジしていき、すっきりとしたお腹を目指しましょう。万が一、体調が悪い場合や、体に異常を感じる場合は、自己判断せず必ず医師に相談しましょう。

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本記事の執筆者

フィットネス&ヘルスケアライター、パーソナルトレーナー

Vivian Nagisa Baba

ライターとして、海外を中心としたフィットネス、ヘルスケアを中心としたフレッシュな情報を日々集めています。 身体とマインドの両面の健康の大切さを多くの人に発信していきたいです。

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