ご飯食べたくないは危険!痩せたい気持ちを叶えるダイエット法を解説 | RE:NOW

ご飯食べたくないは危険!痩せたい気持ちを叶えるダイエット法を解説

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管理栄養士・幼児食マイスター

kawano

「痩せたいからご飯食べたくない」そんな風に考えていませんか?
ダイエット中はちょっとした体重の増加が気になり、食べることが怖くなってしまいますよね。

食べなければ体重は確かに減ります。しかし「心と体の健康」も失っているかもしれません。

この記事では、ご飯を食べないリスクキレイに痩せる方法を解説します。

筆者はご飯を食べながらスムーズに痩せた方を数多くサポートしてきました。
ぜひ参考にしてください。

痩せたいからご飯食べたくない…拒食のリスクを知ろう

痩せたいからご飯を食べたくないという気持ちは、ダイエットをきっかけに生まれる強い強迫観念によるものです。このままでは拒食症になる可能性もあるので、ひと呼吸おきましょう。

拒食症とは

拒食症とは、食べ物を食べない・食べられない状態が続く症状のことです。体重が正常値から15%以上も減少し、生理が止まったり鬱傾向になったりと、体や心に影響が出てきます。

十分痩せているのに「もっと痩せないと」と自分を責め、空腹を感じるたびに快感を覚える。さらに長期的な栄養不足になると内臓や脳の働きが弱くなり、さまざまリスクを引き起こします。

拒食症のリスク

拒食症のリスクで考えられるのは次の通りです。

  • 脱水
  • 貧血
  • 肝臓・腎臓の障害
  • 強い自己否定や自殺願望

全身の異常だけでなく精神面への影響も大きく、重度の場合は生きることさえ難しくなることも。

あなたの体はとても大切なものです。健康的に痩せられる方法を見つけることをおすすめします。

ご飯を食べた方がキレイに痩せられる理由

ご飯が体重を増やすのは事実です。しかし適量を食べる分には、体脂肪を増やすことはありません

「太る」の本当の意味は「体脂肪が増える」です。
体重が増える=太るでは無いと、繰り返し頭に入れましょう。

そのうえで、ご飯を食べた方がキレイに痩せられる理由を3つ紹介します。

  1. 体を引き締められる
  2. 代謝がよくなる
  3. 前向きになれる

順に説明します。

キレイに痩せる理由1.体を引き締められる

ご飯を食べると、体を引き締めながら痩せられます。体の余分な脂肪を減らし、筋肉をつけるためには、毎日のご飯でとる栄養素が欠かせないのです。

体脂肪を燃やして筋肉を増やすためには、ビタミンやミネラル、三大栄養素(糖質・脂質・たんぱく質)が必要です。これらはバランスの良いご飯を食べることで補えます。

メリハリのある体を手に入れるためには、ご飯をきちんと食べた方が良いのです。

キレイに瘦せる理由2.代謝がよくなる

ご飯を食べると基礎代謝が上がります。結果エネルギーを消費しやすい体質になり、ダイエットを後押ししてくれるのです。

基礎代謝は何もしていなくても消費するエネルギーのこと。筋肉や内臓、心臓によって消費されるものです。

基礎代謝は年齢や食事の内容、運動不足などによって下がります。安静にしていても消費エネルギーの多い体になるためには、毎日のご飯が欠かせません。

キレイに痩せる理由3.前向きになれる

ご飯を適度に食べるとダイエットに前向きな気持ちで取り組めます。脳に必要な栄養素を届けられるようになるからです。

栄養素が不足すると、脳は正常に働けなくなります。結果、自分を否定するように。

食べないのに体重が変わらないとイライラしがち。しかしきちんと食べていると「まぁそのうち減るか!」と前向きにとらえられます。

ご飯を食べ、必要なエネルギーと栄養素をとれている状態が、キレイに痩せる一番の近道なのです。

ご飯を食べながら痩せるベストな方法とは

では「必要なエネルギーと栄養素をとれている状態」は、どのようにすれば作れるのでしょうか?

具体的な方法は以下の3つです。

  1. 適切なエネルギー量を食べる
  2. できる限り運動をする
  3. 毎日自分を褒める

くわしく見ていきましょう。

痩せる方法1.適切なエネルギー量を食べる

自分に合ったエネルギー量を食事でとるようにしましょう。エネルギー量を意識できれば、食べても太ることはまずありません

あなたの適正エネルギー量は、以下の式で計算できます。

  • 1日の基礎代謝量(kcal)={体重(kg)×男性(22)/女性(21)}
  • 1日の摂取(適正)エネルギー量(kcal)=1日の基礎代謝量(kcal)×1.5/1.75/2.0(※)

※身体活動レベルによる。詳細は厚生労働省「日本人の食事摂取基準」を参照。

例えばデスクワーク中心の50kgの女性であれば、

  • 1日の基礎代謝量(kcal)=50kg×21=1050kcal
  • 1日の摂取(適正)エネルギー量(kcal)=1050×1.5=1575kcal

となり、1日約1500~1600kcalが必要なエネルギー量となります。1500kcal目安にしてエネルギー摂取量を調整すれば、太ることはないでしょう。

痩せる方法2.運動をする

必ず運動をしましょう。強度や時間を気にするより、できる限り毎日、継続して筋肉を動かすことを意識します。

運動をする目的は2つです。

  • 少しでも消費エネルギーを増やす
  • 筋肉を動かし、食事でとった糖質を上手に利用する

筋肉を動かせば、その分消費エネルギーはアップ。また筋肉は糖質をエネルギーに変換するので、食後の血糖上昇抑制にも役立てます。

結果として体脂肪の増加を予防したり減量を後押しできるのです。YouTubeなら自宅で気軽に取り組める運動が紹介されているので、ぜひ覗いてみてください。

こちらのYouTubeは運動が三日坊主になりがちな方におすすめ。

痩せる方法3.毎日自分を褒める

毎日自分を褒めてあげてください。自己肯定感を上げると前向きな気持ちでダイエットに取り組めます。

「こんな太った自分嫌いだ」「いなくなっちゃえ」なんてネガティブな言葉を投げかけていると、少し体重が減らないだけでも簡単に心が折れます

「今日も頑張った自分、エライ!」「バランス良く食べれた自分はすごい!」と少し過剰なくらいに褒めると効果を感じやすいですよ。

できれば鏡をみながら。慣れてきたら笑顔で褒められるようになればより良いです。
こちらのYouTubeは自己肯定感をあげながら運動したい方におすすめ。

まとめ

ご飯を食べないで痩せた場合、心身ともに大きなリスクがあります。鏡に映った痩せた自分が笑顔でいられるよう、適量のご飯を食べるダイエットに取り組みましょう。

ご飯は食べ過ぎなければ太ることはありません。きちんとエネルギーと栄養素をとっている方がスムーズに痩せられます。

自分に適したエネルギー量を目安に毎日の食事を楽しんでください。運動を取り入れながら自己肯定感も高められれば、必ず理想の自分になれます。

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本記事の執筆者

管理栄養士・幼児食マイスター

kawano

クリニックでの栄養指導を担当。ちょっとした栄養の疑問に答えるブログを運営。食生活の悩みに全力で答えられるよう頑張っています♪

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