【寝酒は太る原因】夜にお酒を飲むときの対策4選! | RE:NOW

【寝酒は太る原因】夜にお酒を飲むときの対策4選!

  • ダイエットの悩み

管理栄養士・ヨガインストラクター

Rikako

お酒を飲まないと眠れない「寝酒」が習慣になっていませんか?

たしかに、仕事が疲れた日にお酒を飲んで寝ると、ストレス発散になりスッキリしますよね。

しかし、寝酒は太る原因になりデメリットが多いもの。

今回は寝酒で太る3つの原因を紹介します。夜のお酒に必要な対策までお伝えするので、最後まで読んでみてくださいね。

寝酒で太る3つの原因とは

そもそも寝酒とは「就寝前にお酒を飲む行為」を指します。

寝酒で太る原因は以下の3つです。

  • アルコール代謝で体に負担がかかる
  • 食欲の増加
  • 睡眠の質の低下

それぞれ詳しくみていきましょう。

アルコール代謝で体に負担がかかる

わたしたちの体はアルコールを吸収する働きをもっていないため、肝臓で分解して体外へ排出します。

肝臓の主な働きは3つです。

  • 代謝機能:食事から摂取した栄養素をエネルギーに変える
  • 胆汁の生産:脂肪の消化吸収を助ける
  • 解毒:アルコールなどの有害物質を分解する

アルコールが体内に入ってきたら、肝臓はアルコールの分解を最優先におこないます。そのため、アルコールの分解が終わるまでは代謝機能が働きません

代謝機能が働かないとエネルギーが消費されずに、余ったエネルギーは脂肪として体に蓄えられてしまいます。

食欲の増加

アルコールは食欲を増加させることも忘れてはいけません。いつの間にか「ついつい食べ過ぎていた」となりがちなので、注意しましょう。

とくにお酒と一緒に食べる「おつまみ」には要注意です。おつまみを食べながらの寝酒は、確実に太る原因になるでしょう。

肝臓の働きがアルコール分解に集中するため、寝酒と一緒に食べたおつまみは脂肪として蓄積されてしまいます。

睡眠の質の低下

寝酒は「睡眠の質の低下」「寝不足」からも太る原因になります。

睡眠の質を低下させる原因は以下の3つです。

  • 覚醒作用のあるホルモンが分泌される
  • 利尿作用で目覚めてしまう
  • いびきや無呼吸状態になる

覚醒作用のあるホルモンが分泌される

アルコールを分解するときに、覚醒作用のあるアルデヒドが分泌されます。

寝付きが良かったとしても、深い眠りに入れずに目覚めてしまいがちです。

利尿作用で目覚めてしまう

アルコールが抗利尿ホルモンの働きを抑制させるため、トイレに行きたくて目覚めやすくなります。

布団から出てトイレに行くと、その後なかなか寝付けなくなりがち。その結果、深い眠りに入れず睡眠の質が落ちてしまうでしょう。

いびきや無呼吸状態になる

アルコールには筋肉を緩める働きがあります。舌がのどに落ち込みやすくなり、いびきや無呼吸症候群になりがち。

いびきや無呼吸状態の場合は呼吸が浅くなっているため、睡眠の質低下に繋がります。

では、夜にお酒を飲むときの対策方法を4つみていきましょう。

夜にお酒を飲むときの対策4選

就寝中にアルコール分解するため「寝酒」は太る原因になります。寝酒にならないように、お酒を飲む時間をズラすことが重要です。

夜にお酒を飲むときの対策4選を紹介します。

  • お酒は寝る3時間前には切り上げる
  • 水を一緒に飲む
  • お酒のおつまみは枝豆
  • 寝酒するならホットワイン

それぞれ詳しくみていきましょう。

お酒は寝る3時間前には切り上げる

アルコールが分解されてから寝ることが重要です。個人差もありますが、体内に入ってきた食べ物を消化するには3時間必要。

そのため、寝る3時間前までにお酒を切り上げましょう。お酒を飲むと気分が良くなり、つい眠くなってしまいがちです。

しかし、寝酒が習慣になるとダイエットが台無しになってしまうので、飲酒後すぐの就寝は避けてくださいね。

水を一緒に飲む

飲酒時は水を一緒に飲みましょう。

水を飲むメリットは以下の2つです。

  • アルコール摂取量を抑えられる
  • 脱水症状を防ぐ

アルコール摂取量を抑えられる

お酒と一緒に水を飲むことで、飲酒量をセーブすることができます。水を飲むと満腹感が得られるため、自然と飲酒量を減らすことが可能です。

常に水の入ったグラスを横に置いて、お酒を楽しみましょう。

脱水症状を防ぐ

アルコールは利尿作用を強めるため、脱水症状を起こす恐れがあります。

お酒と一緒に水分摂取しておくと、胃の中のアルコール濃度を下げる効果が期待でき、脱水症状を予防することが可能です。

また、脱水症状だけではなく飲酒中に不快感を感じた場合は、水分摂取をして血中のアルコール濃度を下げましょう。

お酒のおつまみは枝豆

ビールに枝豆」はよく合いますよね。ただ美味しいだけではなく、実はこのコンビ相性抜群です。

なぜなら、枝豆にはアルコール分解を助けるたんぱく質の「メチオニン」と脂質の「レシチン」が含まれているから。

どちらの成分も、アルコールによる肝臓の負担を軽減する効果が期待できます。さらにレシチンにはコレステロール上昇を抑える働きがあるため、お酒と枝豆の相性は抜群ですね。

寝酒するならホットワイン

寝る直前のお酒はダメだと分かっていても、飲みたくなるときもありますよね。どうしても寝酒をする場合は、ワインがおすすめです。

赤ワインに含まれている「ポリフェノール」は、脂肪燃焼効果が期待できます。おすすめは、温めてホットワインにすること。

温めることでアルコールが程よく飛んで飲みやすくなり、体も温まります。ただし、飲みすぎたり、おつまみを一緒に食べたりすると太る原因になるので注意してくださいね。

まとめ

今回は寝酒で太る原因と対策について紹介しました。この記事の内容をまとめますね。

【寝酒で太る3つの原因】

・アルコール分解が優先されて、食事で摂ったエネルギーが脂肪として蓄えられる
・お酒と一緒におつまみをとると、消化吸収されずに脂肪として蓄えられる
・睡眠の質が下がり、寝不足から太る原因に

【夜お酒を飲むときの対策は以下の4つ】

・寝る3時間前までにお酒を切り上げる
・お酒と一緒に水を飲む(アルコール摂取量を抑え、脱水状態を防ぐ)
・お酒と枝豆は相性抜群
・どうしても寝酒するときはホットワインがおすすめ

お酒はストレス解消になりますが、上手く付き合うことが重要です。寝酒が習慣になってしまうと、肝臓に負担がかかります。

頑張ってきたダイエットが台無しにならないためにも、今回紹介した4つの対策を参考にしてみてくださいね。

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本記事の執筆者

管理栄養士・ヨガインストラクター

Rikako

「体の内側から美しく健康に」がわたしのモットーです。

管理栄養士と全米ヨガアライアンス200時間(RYT200)を取得し、栄養相談やヨガインストラクターの経験をしてきました。これまでの経験を活かして現在はWebライターとして活動中。

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