筋トレのやる気がでない。原因とやる気の出し方をトレーナーが解説 | RE:NOW

筋トレのやる気がでない。原因とやる気の出し方をトレーナーが解説

  • 筋トレの悩み

元パーソナルトレーナー兼スタジオインストラクター

RE:NOW編集部 hoshino

筋トレを継続することは大事」

わかっているけど、やる気がでない・・・

始めてみたけど、継続できない・・・

そう感じている方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、トレーナー目線で筋トレのやる気がでない原因と対策、さらにモチベーションを上げる方法を解説します。

やる気がでない方やこれからやる気を出したい方、この記事を読んで筋トレを継続しましょう。

筋トレのやる気がでない3つの原因と対策

結論から言うと、誰でもやる気がでない時はあります。

その原因を知りしっかりと対策をすれば、やる気をだすことは難しくはありません。

ここでは、やる気がでない原因とその対策を5つご紹介します。

・筋トレの間隔を空けすぎている

・トレーニングフォームを理解できていない

・効果が見えない

・目標設定が高い

・他のことが忙しい

順番に解説します。

筋トレの間隔を空けすぎている

筋トレの間隔を1週間以上空けている場合は要注意です。筋トレの間隔を空けすぎると、運動習慣が途切れてモチベーションが下がります。

これは筋トレ初心者に限った話ではなく、筋トレ中〜上級者にも起こり得ることです。

コンスタントに筋トレをすることが、やる気を下げないポイントといえるでしょう。

トレーニングフォームを理解できていない

筋トレで効果を上げるうえで重要なのが、トレーニングフォームです。

間違ったフォームで筋トレをすると、狙った筋肉を鍛えることができません。

そのため「このやり方で合ってるのかな?」と疑問を抱き続けながら、筋トレをすることになります。

そうなると筋トレの楽しさや達成感を味わうことができず、やる気が下がる原因になるのです。

効果が見えない

身体の変化を実感できるのは、筋トレ開始から約3か月後です。

筋トレをする筋肉を構成する筋繊維”が損傷しますが、休息によってやがて回復します。回復する際に、筋トレ前の状態よりも筋繊維が強く生まれ変わることで筋肉は付くのです。

このように筋肉が成長するには、「損傷→回復」のサイクルを繰り返す必要があるため、効果を実感するまでに時間がかかります。とはいえ、すぐに効果がでなくても焦ることはありません

効果がでる時期をあらかじめ理解していれば、身体の変化に一喜一憂することなく筋トレに臨めますよ。

目標設定が高い

目標設定が高すぎると、理想と現実とのギャップに苦しめられ、筋トレのやる気が削がれることも。したがって、筋トレをする際の目標は高くしすぎずに、段階を踏んでコツコツと行ないましょう。

身体の変化を実感できるまでは、特に短期的で達成可能な目標設定をします。例えば、「まずは3日間やってみる」とか「スクワットを10回から15回に回数を上げる」等。

継続的に達成できる目標設定を心がけることが大切です。

他のことが忙しい

仕事や子育てが忙しいと、筋トレに意識がいかない時もありますよね。とはいえ、忙しい中での筋トレはメリットが多いことも事実です。

筋トレ後は脳機能向上を促進する「BDNF」という栄養因子が分泌され、脳の働きが活性化。さらには成長ホルモンの分泌も活発になるので、疲れにくい身体になります。

つまり仕事の効率がアップし、体力に余裕を持って子育てに励むこともできるのです。

以上のことから、忙しい時こそ筋トレを積極的に取り入れていきましょう。

次の章で、さらにやる気をだすために、モチベーションを上げる方法について解説します。

筋トレのモチベーションを上げる方法5選

モチベーションを上げる方法は5つあります。

誰でも簡単にできますので、実践していきましょう。

1.目標設定を調整する

2.環境を整える

3.筋トレの良さを知る

4.動画を見る

5.とりあえず、ジムに行く

順を追って解説しますね。

目標設定を調整する

目標設定のコツを押さえると、筋トレのモチベーションを維持しやすくなります。

コツは以下の2つです。

自分の調子に合わせて常に調整する

・目標にする人物を思い描く

目標設定は目標に対する進捗や直近の体調に合わせて柔軟に調整しましょう。例えば、「スクワットを週3回やる」という目標を立てたけど、いまの自分にはハードルが高すぎた場合。

そこで無理に目標を達成しようとすると、返って筋トレのやる気が低下する恐れがあります。達成できないと思ったら、目標を下げるように調整することが大切です。

また、自分の中で目標にする人物を設定しておきましょう。なりたい人のゴール像があるとモチベーションは上がります。

環境を整える

モチベーションを上げるために、周りの環境を整えましょう。

おさえておきたいポイントは3つ

・トレーニングウェアを選ぶ

・トレーニング道具を揃える

・ジムに入会する

特に自宅で筋トレをする場合は誘惑が多いため、気持ちの切り替えが難しいですよね。

そんなときは、トレーニングウェアやダンベルといったトレーニング道具を準備しておくことがおすすめです。いつでも筋トレができる状態にしておき、誘惑に負けない環境を自分でつくりましょう。

また、フィットネスジムに通うことも筋トレのやる気をアップさせる手段の一つ。自宅とは違い誘惑が少なく、トレーニング器具も充実している環境なので、思い切って入会するのもアリですね。

筋トレの良さを知る

モチベーションを上げるためには、筋トレが重要な理由を知る必要があります。

筋トレをすることで得られる最大のメリットは2つ

・健康的な身体を維持できる

・基礎代謝が上がり、太りにくく痩せやすい身体になれる

健康的な身体はすべての基本です。また、筋肉量が上がることで基礎代謝が上がります。

常に引き締まった身体を維持するには、筋トレによる筋肉量アップは必須なのです。

動画を見る

トレーニング動画を見ることで自分自身のモチベーションを上げましょう。

筋トレは、時に孤独です。人間は一人で頑張るよりも誰かと一緒の方が頑張れるものです。

自分の中で、モチベーションが上がる動画を準備しておくことが大切です。

とりあえず、ジムに行く

筋トレのやる気がなくても、とりあえずジムに行ってみましょう。

なぜなら、ジムに着いていざ筋トレをすると、思いのほかやる気がみなぎることがあるからです。そして気づいたら、「ジム通いが習慣化していた」なんてことも。

習慣化すると、逆に行かない方が気持ち悪く感じてしまうものです。

さてここまでは、筋トレのモチベーションを上げるコツについての内容でした。解説した方法を実践し、筋トレのモチベーションを上げていきましょう。

それでもやる気がでない方に向けた対処法を次の章で解説します。

それでもやる気がでない時の対処法

それでも、どうしてもやる気がでない時もありますよね。

そんな時は根詰め過ぎずに、2つの方法を実践しましょう。

・思い切って休む

・パーソナルトレーナーに相談する

思い切って休む

どうしてもやる気がでない時は筋肉を休める時間」と捉え、思い切って休みましょう。

やる気がでない中での筋トレは集中力が続かないので、筋肉を効率よく鍛えられません。それであれば休息日を設け、やる気が再燃したときに筋トレをする。

結果的に、その方が効果的な場合もあります。

パーソナルトレーナーに相談する

どんな策を講じても筋トレに対するモチベーションが上がらないのであれば、パーソナルジムに通いましょう。

マンツーマンでのトレーニング指導になるので、「筋トレをやらない」という選択肢は無くなります。つまり、やる気に左右されなくなる。

また、正しいトレーニングフォームや食事知識が身に付くことで、最短で身体の変化を感じられます。

ほとんどのパーソナルジムでは無料カウンセリングを実施しているので、筋トレのやる気がでない方は相談してみてくださいね。

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まとめ

筋トレをやりたいけど、やる気がでない方は、まずは原因を知り対策すること。

そして、自分自身のモチベーションを上げる方法を実践します。

それでもやる気がでない場合は思い切って休んだりパーソナルトレーナーを活用して、筋トレを継続していきましょう。

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本記事の執筆者

元パーソナルトレーナー兼スタジオインストラクター

RE:NOW編集部 hoshino

元パーソナルトレーナー兼スタジオインストラクター。現在は、パーソナルトレーナーの育成やレッスンプログラムの開発、フィットネス関連の企画・戦略に従事。
フィットネス関連の様々な情報をお届けしています。

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