一人暮らしでどんどん太るのは不摂生が原因!3つの改善策で脱デブ生活 | RE:NOW

一人暮らしでどんどん太るのは不摂生が原因!3つの改善策で脱デブ生活

  • ダイエットの悩み

管理栄養士・幼児食マイスター

kawano

「一人暮らしを始めてからどんどん太るんだけど、どうしよう」
「実家を離れても太らない方法ってあるの?」

自由気ままに暮らせる一人暮らし。自由だからこそ太る人がとても多いのですが、原因を改善さえすれば、必ず痩せます

この記事では、一人暮らしで太る原因や改善策太らないためのコツなどを紹介します。

体型を崩さずに一人暮らしを満喫したい方は、ぜひ参考にしてください。

【結論】一人暮らしでどんどん太るのは不摂生が原因

結論、一人暮らしでどんどん太る原因は「不摂生」です。

具体的には次の3つ。

  1. 糖質・脂質の多い食事
  2. 食事の時間がバラバラ
  3. 生活リズムの崩壊

順にみていきましょう。

不摂生1.糖質・脂質の多い食事

糖質や脂質の多い食事を続けていると、栄養バランスが偏るので太ります。

糖質と脂質を摂り過ぎると血液がドロドロになり血流が悪化。結果、代謝が落ちて痩せにくくなるのです。

とくに体のエネルギー源になる糖質は、摂り過ぎると中性脂肪に変換され、体脂肪として貯蓄されるので太りやすくなります。

一人暮らしをしてから、丼ものや麺類など、単品でガッツリ食べられる食事を選んでいるのなら、要注意です。

不摂生2.食事の時間がバラバラ

食事の時間がバラバラな方も太りやすくなります。血糖値のコントロールがうまくできないからです。

例えば同じ1500kcalを食べている場合でも、

  • A:6時・12時・18時の6時間おきに500kcalずつ
  • B:好きなときに1500kcal

の2パターンで比べると、Aは食間に空腹の時間ができるため、血糖値のコントロールもうまくできます。しかしいつ食べてもいいBでは、ダラダラ食べたりドカ食いしてしまったりすることで、血糖値を正常にコントロールできません。

そうなると血糖値が上昇しやすくなり、インスリン(※)の働きによって体脂肪は増えやすくなります。痩せたいのなら、一人暮らしでも食事の時間はある程度決めるべきです。

※インスリン:膵臓から分泌されるホルモン。上昇した血糖値を下げる働きがある一方、余分な糖を中性脂肪として蓄積させる働きもある。

不摂生3.生活リズムの崩壊

食事の時間が定まっていない方にありがちなのが、生活リズムの崩壊です。起床・食事・入浴・休息・運動・就寝など毎日の生活が不規則だと、代謝が落ちて太りやすくなります。

好きなときに好きな行動を起こせるのが一人暮らしのメリットではありますが、甘やかしすぎず、体の為にも生活リズムは整えましょう。

では、太ってしまった後の改善策は何があるのでしょうか?

次章で説明します。

一人暮らしで太ったときの改善策3つ

一人暮らしで太ったら、次の3つの改善策を試してみてください。

  1. 食事のバランスを見直す
  2. 食事の時間をある程度決める
  3. 生活リズムを整える

詳しい内容を説明します。

1.食事のバランスを見直す

食事のバランスを見直しましょう。さまざまな栄養素をまんべんなく摂って、代謝を上げるためです。

とはいえ、栄養バランスを整えるって難しいですよね。そこで一人暮らしの方におすすめしたいのが「味噌汁」です。

大きめの鍋と野菜、お肉、お味噌があればすぐできます。たっぷりの野菜がとれるうえ、体も芯から温まるのでダイエットにもピッタリ。

玄米や雑穀米を一杯と手作り味噌汁2杯ほど食べれば、丼ものや麺類よりも栄養価が高くなるうえ、カロリーも抑えられます。

2.食事の時間をある程度決める

食事の時間はある程度でいいので決めるのがおすすめ。喫食時間と絶食時間をしっかりと区別すると、体脂肪は燃えやすくなります。

おすすめは、朝6~7時から5~6時間ずつあけて昼・夜の3食を食べること。朝7時がスタートなら、昼ご飯は12~13時、夜ご飯は17~19時までに食べます。

そうすれば夜間の絶食時間も10~12時間確保できるようになり、胃腸も十分に休めます。

3.生活リズムを整える

可能な限り、生活リズムを整えましょう。とくに朝起きて夜に眠る生活は大事にしてほしいです。

なぜなら、早起きと早寝は本当に三文の徳だから。早起きして朝日を浴びると、体内時計がきちんとリセットされます。前向きホルモンが分泌されるのでポジティブに動けますし、睡眠に関わるホルモンも分泌されて、夜ぐっすり眠れるように。

睡眠の質が上がれば、眠っている間も体脂肪が燃える体になれるんですよ。

以上の3つに取り組めば、太った生活とも決別できるはず。

痩せられた後は、今後も太らないように3つのコツを押さえていきましょう。

一人暮らしでも太らない3つのコツ

一人暮らしでも太らない3つのコツを紹介します。

  1. 毎日自分の裸を見る
  2. 自炊する
  3. 適度に運動する

太らないコツ1.毎日自分の裸を見る

毎日、自分の裸を目で見て確認してください。体重や体脂肪率と睨めっこをするより、体の変化を見ていた方が太りません。

おすすめのタイミングは、入浴の前後です。毎日の習慣の中に「自分の体型を確認する」という時間を組み込んでみましょう。

太らないコツ2.自炊する

基本的に自炊すると太りにくくなります。栄養のバランスを考えた食事をつくり、適量を食べていれば、そう簡単に体脂肪は増えないからです。

「自炊すると食べ過ぎて太る」という方は、先に一食分ずつパック分けしてしまうのがおすすめ。一回で食べる分はこれだけ、と決めて作り置きしておくと良いですよ。

コンビニでも太りにくい食事を購入できます。気になる方は以下の記事もご覧ください。

太らないコツ3.適度に運動する

一人暮らしになると運動量がガクッと落ちる方が非常に多いです。必ず適度に運動しましょう

通勤・通学の途中で一駅分歩く、週末は好きな街で散策する…など。運動も日常の流れにいれてしまうと、無理なく続けられます。

「部分的に身体を絞りたい」という方は、パーソナルジムでトレーニングを受けるのが効率的です。一人暮らしにおすすめの自炊レシピなどもアドバイスしてくれるジムもあるので、気になる方は、ぜひ検討ください。

まとめ

一人暮らしでどんどん太るのは、間違いなく不摂生が原因です。食事の質・量・食べる時間などを見直し、生活リズムを整えれば、不要な体脂肪は必ず落ちます。

「太る」という状態は、誰にも迷惑をかけませんが、自分へのデメリットが大きいです。病気のリスク上昇・活動レベルの低下などを招き、ネガティブ思考になる方もいます。

自分のために、一人暮らしでも太らないように気をつけて過ごしましょう。

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本記事の執筆者

管理栄養士・幼児食マイスター

kawano

クリニックでの栄養指導を担当。ちょっとした栄養の疑問に答えるブログを運営。食生活の悩みに全力で答えられるよう頑張っています♪

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