バナナチップスの食べ過ぎは体に悪い!1日20gがおすすめな理由を解説 2022.12.13 食事 管理栄養士・幼児食マイスター kawano [xyz-ihs snippet=”google-adsence”] 健康に良いと聞く「バナナチップス」ですが、体に悪いという噂も耳にします。好きでよく食べる方は、食べない方がいいのかと悩みますよね。 結論から申し上げると、バナナチップスは食べ過ぎると体に良くありません。適量を食べる分には気にしなくて良いでしょう。 記事の中で、バナナチップスを食べ過ぎた時の悪い影響や食べる適量について解説します。バナナチップスが好きで毎日食べたい方は、是非参考にしてください。 目次 結論:バナナチップスの食べ過ぎは体に悪いバナナチップスの食べ過ぎが体に悪い2つの理由バナナチップスはβカロテンが豊富!バナナチップスは1日20gを目安に食べよう【注意】ダイエット中はバナナチップスを控えめにまとめ 結論:バナナチップスの食べ過ぎは体に悪い 繰り返しになりますが、バナナチップスは食べ過ぎると体に悪い影響が出ます。とくに毎日1袋食べ切る、など過剰な食べ方をしている方は要注意! バナナチップスを食べ過ぎて、胃が参ってしまった方もいます。 体調不良(バナナチップスの食べ過ぎ)だったけど、やっと動けそうなので米をたくか — 和話🌖推しがアニメ化した (@wabanashi) August 5, 2022 みんな!なんでも食べ過ぎはよくないぞ!おれは今バナナチップスの食べ過ぎで猛烈に気分がわりいんだ! — kamakiri (@kamakiri_art) March 14, 2020 バナナチップスに限った話ではありませんが、食べ過ぎは胃腸不良を招くので気をつけましょうね。 次章では、なぜバナナチップスの食べ過ぎが体に悪いのかを解説します。 バナナチップスの食べ過ぎが体に悪い2つの理由 バナナチップスを食べ過ぎると体に悪い影響が出る理由は2つです。 カロリーが高い 糖質が多い 1.カロリーが高い バナナチップスはカロリーが高いです。高カロリーなものを食べ過ぎれば、体脂肪が増えて肥満を招き、さまざまな病気の引き金になります。 実際に生のバナナと乾燥させたバナナとでカロリーを比べてみましょう。 バナナ(生):86kcal バナナ(乾):299kcal ※100gあたり 生のバナナに比べ、約3.5倍もカロリーが多いです。 バナナチップスは1袋あたり100~150g入っている商品が多いので、完食したら300~450kcalを摂ったことになります。3食食べながらバナナチップスを1袋間食で食べていれば、確実に太るでしょう。 2.糖質が多い バナナチップスは糖質も多いです。糖質の多い物を食べ過ぎれば、血糖値や中性脂肪が上昇するほか、内臓や肝臓に脂肪がついてしまい、結果的に病気につながります。 糖質の量も生のバナナとバナナチップスで比較してみましょう。 バナナ(生):21.4g バナナ(乾):71.5g ※100gあたり バナナチップスの糖質量は、生のバナナの約3倍です。 とくに果物の糖質は果糖が多く、脂肪肝を招きやすいと言われています。中高年以降はホルモンの関係で脂肪が増えやすいので、とくに注意してください。 やはり、バナナチップスは食べ過ぎには注意したいですね。 とはいえ、バナナチップスは悪い面ばかりではありません。実は、バナナチップスにも体にうれしい「ある栄養素」が豊富に含まれているのです。 バナナチップスはβカロテンが豊富! バナナチップスは高カロリー・高糖質ですが、βカロテンも豊富です。βカロテンがどのような栄養素なのか、メリットはなんなのか説明します。 バナナチップスのβカロテン量は緑黄即野菜並み バナナチップスはβカロテンを豊富に含んでいます。100gあたりの含有量は840μgなので、緑黄色野菜に負けない量です。 βカロテンは日常的に摂りたい栄養素のひとつ。プロビタミンAとも呼ばれ、体内でビタミンAに変換されたのち、さまざまな生体反応に利用されています。 βカロテンの抗酸化作用が魅力 βカロテンは体内でビタミンAになった後、皮膚や粘膜の保護や視神経のサポートなど大切な役割を果たします。ほかにも、βカロテンの「強い抗酸化作用」は魅力です。 抗酸化作用とは、体内で発生する活性酸素を排除する力のこと。活性酸素が過度に増えると細胞の働きが悪くなり、免疫機能の低下や血管疾患、癌などにつながりやすくなります。 よって、βカロテンを含むバナナチップスは、細胞を守る働きをあるということですね。 とはいえ、食べ過ぎは良くありません。バナナチップスが好きで毎日食べたいのなら、適量を意識してください。 バナナチップスは1日20gを目安に食べよう バナナチップスを毎日1袋食べると体に悪いので、1日20gほどを目安に食べましょう。片手いっぱいほどになるはずですが、お気に入りのバナナチップスがあれば、一度計量することをおすすめします。 なぜ1日20gなのかを説明していくので、気になる方はこのまま読み進めてくださいね。 カロリー・糖質が多くならない量がおすすめ バナナチップスの食べ過ぎが体に悪い理由は、カロリーと糖質が多過ぎるからでした。つまり、バナナチップスを食べるなら、カロリー・糖質が多過ぎなければいいのです。 どのくらいなら「適量」なのかカロリー・糖質を確認してみます。 カロリー(kcal) 糖質(g) バナナチップス(20g) 60 14.3 バナナチップス(40g) 120 31.4 バナナチップス(100g) 299 71.5 バナナチップス20gであれば60kcal・糖質14.3gとなり、バナナ1本分と大差ありません。40gでも、コンビニのおにぎりに比べればカロリー・糖質ともに少ないです。 間食で食べるなら1日20~40gがベスト バナナチップスが好きな方は、まったく食べないのは辛いですよね。20~40gであればカロリー・糖質ともに多過ぎる量ではないので、参考にして量を調整してください。 ここで一点注意してほしいことがあります。βカロテンが豊富なバナナチップスですが、ダイエット中・血糖異常・内臓の疾患がある方には、バナナチップスを毎日食べることはおすすめしません。 【注意】ダイエット中はバナナチップスを控えめに ダイエット中や血液検査の異常値、腎臓・肝臓に気になることがある方は、バナナチップスを毎日食べるのはやめましょう。 バナナチップスはお菓子に近く、簡単に血糖値を変化させてしまうことと、カリウムが多いことが原因です。カリウムを高濃度に摂取すると、腎臓に負担がかかります。 また甘いバナナチップスを食べることで食欲が刺激され、もっと食べたいという気持ちも増してしまい、20gで我慢できなくなるかもしれません。 食べ過ぎは、肥満・血液異常・肝臓の炎症の主原因になるので注意が必要です。 バナナチップスはたまに食べるご褒美にして、体のことを想って食べ物を選ぶようにしたいですね。 まとめ バナナチップスは食べ過ぎると体に悪いです。1日20~40gを目安に食べること、ダイエット中や血糖値が気になる場合は、もう少し控えめにすると良いでしょう。 バナナチップスを少し食べるだけで体に影響がでるわけではありません。 バナナチップスが好きなのであれば、何歳になっても食べられるよう、節度をもって食べることをおすすめします。 [xyz-ihs snippet=”snippet-view-at-end”] Let’s SHARE!