野菜ジュースは寝る前より朝・昼がおすすめ!選び方のコツも紹介 | RE:NOW

野菜ジュースは寝る前より朝・昼がおすすめ!選び方のコツも紹介

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管理栄養士・幼児食マイスター

kawano

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「野菜ジュースを寝る前に飲むと痩せるって本当?」
「野菜ジュースっていつ飲むのが効果的なんだろう」

ダイエットや健康のために野菜ジュースを飲みたいけど、寝る前に飲んでも効果があるのか気になりますよね。

結論、寝る前の野菜ジュースは控える方が良いです。どうしても野菜がとれない朝食もしくは昼食前に飲むのがおすすめ。

この記事では、控えるべき理由やおすすめの飲み方のほか、野菜ジュースの選び方ついて管理栄養士が解説します。

【結論】寝る前の野菜ジュースは控えめに

繰り返しますが、寝る前の野菜ジュースは控えめにしましょう。

理由は2つです。

  1. 太る可能性あり
  2. 内臓が休めない

くわしく解説します。

太る可能性あり

寝る前の野菜ジュースは太る可能性があります。寝る前は日中に比べて代謝が落ちており、野菜ジュースの糖分によって体脂肪が増えやすいからです。

代謝が落ちている状況だと、余分な糖質が消費されず中性脂肪として蓄積されやすくなります。

「夜ご飯を抜いた」などエネルギー摂取が十分でない場合を除き、寝る前に糖分を摂る必要はありません。

内臓が休めない

また寝る前に野菜ジュースを飲むと、胃腸が休めなくなります。消化・吸収のために働かなくてはいけなくなるからです。

食べ物や飲み物に含まれる栄養素をとると、胃や腸、肝臓といったさまざまな臓器が連携して代謝を行ないます。ですが、これら臓器の働く力も日中に比べて夜間は落ちており、寝る前の飲食は負担になりやすいです。

内臓にかかる負担は、代謝が落ちる原因にもなります。野菜ジュースは寝る前に飲むことを避け、朝か昼に飲むのがおすすめです!

野菜ジュースは朝か昼に1本がおすすめ

野菜ジュースを飲むタイミングや目安量は次の通りです。

  • 朝か昼、野菜がとれないとき
  • 1日1本が目安

朝か昼の野菜がとれないタイミングで

野菜ジュースは、朝か昼の「野菜が摂れないタイミング」で飲むことをおすすめします。

そもそも野菜ジュースは、野菜の栄養を手軽にとれる飲み物です。普段の食事で十分に野菜を食べていれば、必要ありません。

しかし、十分な量の野菜を食べるのは意外に難しいです。

野菜の1日あたりの推奨摂取量は350g以上(※)とされていますが、日本人が実際に摂取している野菜は300g未満(※)。野菜が不足している方が多いと分かります。

そんなとき活躍するのが野菜ジュース。食物繊維やビタミン、ミネラルを補えるので、野菜に近い役割を果たせます。

※参照:厚生労働省「野菜、食べていますか?」

1日1本を目安に飲もう

野菜に近い栄養素を補える野菜ジュースですが、飲み過ぎはデメリットも生じやすくなります。日常的に飲む場合、1日1本を目安にしましょう。

飲むタイミングはご自身のライフスタイルに合わせて考えてみてください。

例えば、

  • 朝はバタバタして野菜が食べられないから朝ご飯に
  • 15時のおやつを野菜ジュースに置き換えて
  • お弁当だと野菜が少ないから野菜ジュースでプラス

なども良いですね。とにかく野菜ジュースを飲むというより、無理のない範囲で置き換えや追加すると良いです。

次の章では、野菜ジュースを飲み過ぎたときのデメリットを紹介していきます。

飲みすぎ注意!野菜ジュースのデメリット

野菜ジュースを飲み過ぎるデメリットは、以下のような例があります。

  • 肌が黄色くなった
  • 血糖値が上がった
  • お腹が緩くなった

肌が黄色くなるのは、野菜ジュースに多く含まれるβカロテンの影響であり、とくに色白の方に現れやすいです。

また野菜ジュースは1本あたり10~20gの糖質を含みます。「野菜の代わりに…」と頻繁に飲んだ結果、血糖値が上がってしまうことも。

ほかにも、食物繊維の影響でお腹が緩くなったという声もあります。

とはいえ上記のデメリットは、いずれも野菜ジュースを飲み過ぎた場合。飲む量に気をつけさえすれば、メリットを感じられます。

1日1本を守りながら、目的にあわせて上手に野菜ジュースを選べると、さらに効果を感じられるようになりますよ。

野菜ジュースの選び方

野菜ジュースを選ぶコツは2つです。

  1. 栄養成分値で摂りたい栄養素をチェック
  2. 野菜に近い効果を得たいなら機能性表示食品も検討

くわしく解説します。

1.栄養成分値で摂りたい栄養素をチェック

ひと口に野菜ジュースと言えど、含まれる栄養素は商品によってさまざま。目的に合った野菜ジュースを選べるよう、栄養成分値をチェックしましょう。

例えば、以下の栄養素をポイントにするのもおすすめです。

  • 食物繊維
  • βカロテン:
  • ビタミンB群
  • ビタミンC
  • 炭水化物

食物繊維は血糖値の上昇を防いだり、お腹の調子を整えたりします。βカロテンビタミンCは抗酸化ビタミンと呼ばれ、細胞の働きを助ける大切な栄養素です。ビタミンB群は栄養素の代謝に関わっており、食べたものを効率よくエネルギーに変換させるために不可欠になります。

また炭水化物の量もチェックしましょう。お伝えした通り、野菜ジュースは糖分が多いので、中にはシュークリームやプリンと変わらない量を含むものもあります。

「なぜ野菜ジュースを摂るのか」改めて考え、目的にあったものを選ぶのがおすすめです。

2.野菜に近い効果を得たいなら機能性表示食品も検討

野菜ジュースはあくまでジュースなので、野菜そのものの代わりにはなりません。「できる限り野菜の効果がほしい」という方は、機能性表示食品(※)として販売されている野菜ジュースも検討しましょう。

血糖値や血中脂質の上昇を予防したり、血圧の抑制に働いたりと、ダイエットだけでなく健康面が気になるときにも活用できます。コンビニやスーパーでぜひ探してみてくださいね。

※科学的根拠に基づいて食品の機能性を表したもの

まとめ

寝る前の野菜ジュースは太る可能性や内臓に負担がかかることがあります。もしダイエットのために飲もうとしているのなら、おすすめできません。

野菜ジュースはどうしても野菜を食べられないときの臨時の代用品として活用しましょう。朝や昼の食事で、栄養バランスが悪いときに飲むと効果を感じやすいです。

選ぶときは気になる栄養素が含まれるか確認することをおすすめします。

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本記事の執筆者

管理栄養士・幼児食マイスター

kawano

クリニックでの栄養指導を担当。ちょっとした栄養の疑問に答えるブログを運営。食生活の悩みに全力で答えられるよう頑張っています♪

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